デジタルマーケティングのデータ分析の誤解と分析のための着眼点

分析・改善

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BtoBデジタルマーケティングの大きな壁の一つに「大量に得られるデジタルマーケティングのデータをどのように読み解くのか」というものがあります。データを大量に得られるのはデジタルマーケティングの強みでもありますが、その膨大な量のデータを目の前にして、どれをどのように読めばいいのかが分からなくなってしまうという問題があります。また、データ分析に対して誤解もあるため、さらにデータ分析を困難なものにしてしまっているケースも少なくないのです。
今回は、デジタルマーケティングのデータ分析の誤解をご紹介すると共に、分析のための着眼点を解説します。

データ分析の誤解

デジタルマーケティングで得られるデータは、ウェブサイトのアクセスログや行動履歴、広告におけるクリック率やコンバージョン率、CPA(問い合わせ1件獲得当たりのコスト)など多岐に渡ります。これらのデータをうまく活用すれば、営業やマーケティングに活かしていくことができます。しかしながら、このデジタルマーケティングのデータをマーケティングに活かせる示唆を得ている企業は非常に少ないと感じます。

その原因として、データが膨大すぎてどう読めばいいかわからないという問題もありますが、他方でデータ分析を行う際、ある誤解があることも問題の一つと考えられます。

その誤解とは、「データを見ること」が、「何らかの問題を探すこと」と同一視されていることです。よく実施されるのが、ボトルネックを探して改善し、全体をよくするという手法です。しかし実際、そのボトルネックが問題だったとしても、その他にも問題が発生している個所は複数ある可能性があるため、たまたま見つけたボトルネックを改善しただけでは数値の改善につながらないケースが多いのです。

データ分析の着眼点のポイント

データを見るときにボトルネックを探し、それを改善する方法はなかなか成果につながらないものです。成果を出すためには、着眼点を「ボトルネックの抽出」ではなく、「成功要因の明確化」に変えることが必要です。

成功要因を見つけ、そこにリソースを集中投下するほうが、かなりの確率で成果を上げることが可能です。具体的には、次のことを実施します。

(1)成功要因を明確化し、徹底改善・徹底強化する。
(2)成功要因とは無関係な部分に使っている費用を特定し、別の活動に回す。

当たり前のことではありますが、実際のところ、成功要因を明確化している企業はほとんどありません。デジタルマーケティングにおいては、この「成功要因の獲得によってのみ成功することができる」というシンプルな原理原則に一度立ち返る必要があるのです。

3.成功要因獲得のポイントは全体像の整理にあり
成功要因を獲得するポイントは、まず全体像を整理して成功要因を特定することです。そして、特定できたら、そこを徹底強化し、予算配分を増大させることで、成果を最大化していきます。

しかし、実際、デジタルマーケティングを行うときには、ウェブサイト制作会社、広告代理店、SEO会社、マーケティング会社といったように、複数の外部企業に委託することが多いため、発注側は全体像が把握しきれないものです。

このこともあり、「全体像を把握して、施策を実行する」といったシンプルな方法ができていないことはとても多いのです。この問題を解決することで、デジタルマーケティングの成果を大きく伸ばせる可能性があります。

まとめ

BtoBデジタルマーケティングにおいて重要になるデータ分析は、ボトルネック抽出のためではなく、成功要因の明確化のために実施することが重要です。さらにその成功要因を徹底強化し、予算を集中的に投入することにより、成果を最大化していくことができます。

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