デジタルマーケティング業務で
活躍するAIテクノロジー

分析・改善,トレンド,Webサイト構築・改善

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近年、AIテクノロジーが発展してきたことでマーケティング分野における様々なシーンでAIが活躍しはじめています。BtoB分野においてもAIをマーケティング業務に有効活用できないかを考えているご担当者様も多いのではないでしょうか?
本記事では「デジタルマーケティング×AIテクノロジー」をテーマに、AIテクノロジーがマーケティング業務で活用されているシーンをいくつかご紹介します。

「デジタルマーケティング×AIテクノロジー」の発展

2014年頃からマーケティングオートメーション(=MA)が日本に広まるなど、BtoB分野においてもデジタルマーケティングを実践する企業が増えています。さらに、近年AIテクノロジーが急速に進歩してきたことで、デジタルマーケティング業務において新たな変化が起きはじめています。AIの強みである、「大量の情報を処理すること」「データから客観的に傾向を分析すること」という機能側面が、デジタルマーケティングの領域でいままで活用しきれていなかった情報を活かしたり、データ処理業務を効率化する動きが活性化しています。
閃きやアイデアを必要とする、企画やクリエイティブの領域ではまだまだAIは活躍できていないものの、集計や分析、過去の傾向やアルゴリズムなどに従った処理を必要とする分野ではAIテクノロジーが人では追いつけないほどの業務パフォーマンスを発揮でき、業務効率改善意思決定の補助などに役立っています。AIテクノロジーは、データに基づいて顧客ニーズを分析して実施するべきアプローチ方法を考える「データドリブン」において活用でき、「データドリブン」が醍醐味とも言えるデジタルマーケティングとは相性が良いといえます。
ここからは、そんな「デジタルマーケティング×AIテクノロジー」の具体的な活用シーン事例をご紹介していきます。

【SEO分野】検索アルゴリズムに合致した構成の記事コンテンツの制作

オウンドメディア施策において欠かせないSEO対策。
検索エンジンアルゴリズム(Googleの「ハミングバード」など)を分析したデータを入れたAIツールが登場しています。
これらのAIツールを活用することで、アルゴリズムに合致した構成の記事コンテンツを自動的に作成することが可能です。人が手動で行うSEO対策と違って、24時間SEOの状態を監視できるため、検索エンジンアルゴリズムに変更があった場合や検索順位が変動した場合に迅速に対応することが可能です。

AIがSEOを完全自動化。「SEO NEXT」(SEO-NEXT株式会社)

https://www.seo-next.jp/

AIを活用してSEOを全自動化するツールです。AIが24時間サイトを監視しており、自動で効果的と思われるキーワードを抽出・生成してくれます。安く簡単にSEO対策をしたい方におすすめです。

【広告運用】PDCA業務の効率化・時間短縮に

広告運用業務においてもAIツールが数多く登場しています。こうしたAIツールは、過去の広告運用データを集計・分析してくれたり、分析結果を基にして具体的な運用改善施策をアドバイスしてくれるため、従来よりもPDCAを回すことが簡単になります。
複数の広告を運用しなくてはならない場合でも、AIの導入で管理が簡略化されるので運用担当者の負担を減らすことができます。いくつかこうした広告運用分野で活躍するAIツールをご紹介します。

ネット広告業界の働き方を改革。AIが検索広告の運用を提案する「Ogive(オジーブ)」(株式会社シエルコ)

https://ogiveai.com/

検索広告の運用において悩ましい、最適な入札額の決定。OgiveではAIが統計処理を基に自動的に最適な入札額を提案してくれます。従来のように過去のレポートなどの大量の判断材料を参考にして頭を悩ませる必要がなくなるため、運用担当者の大幅な工数削減が見込めます。

【CV率アップ】最適な情報提供、カスタマーサポートで活躍するWEB接客ツール

BtoBのWEBサイトでも設置されているサイトが増えてきているWeb接客ツールやチャットボット。従来のスタッフ手動によるチャットから、AIを活用してあらかじめ想定される質問に対しては決まった回答を自動で送るだけでなく、ユーザーがサイト内のどのコンテンツを見たか、何度そのページを訪れたか、何分間滞在したのかなどの行動情報を分析して、最適なタイミングで最適な商品を表示するWEB接客ツールも登場しています。また、リアル店舗におけるユーザーの会員情報やそれに紐付いた商品の購入履歴などを参考にして、過去の類似したユーザーの購買傾向などのデータを掛け合わせAIがユーザーにおすすめの商品を自動で選び、バナーやクーポンとして表示する機能を持ったツールも存在しています。

顧客一人ひとりに最適な接客クリエイティブを提供する、ecコンシェル(株式会社NTTドコモ)

https://ec-concier.com/

あらかじめ「誰に」「どこで」「いつ」「なにを」表示するのか設定しておくだけで狙ったセグメント条件のユーザーに最適なバナーを表示するツールです。A / B テストを人工知能が自動で行ない、コンバージョン率を改善してくれます。また、サイト内のユーザー行動を分析し、グラフとして可視化することが可能です。

【優良見込み客の発掘】マーケティングオートメーション

BtoB分野では、最もポピュラーになっているMAツール。読者の皆様の中にも既に導入されている企業様は多いのではないでしょうか。MAツールにAIを搭載することで、来訪履歴、頻度、行動履歴などをAIが分析し、HOT顧客や優良見込み客の発見を手助けしてくれます。ただし、まだ現時点では、こうちMAツールに蓄積されたデータから優良の見込み客発掘に有効活用できている企業は多くないようです。こうしたMAツールで収集したデータを分析し、営業活動に有効活用していくためには、まだマーケティング担当者の知見とノウハウが必要なのが現状です。

AI搭載の先行型マーケティングオートメーションプラットフォーム「AIQUA」(Appier)

https://www.appier.com/ja/aiqua-overview-2/

AIが顧客の興味・関心を分析して一人ひとりにパーソナライズされたアプローチを可能にするプラットフォームです。アプリやWEBサイト、顧客の複数のデバイスを横断したWEB行動履歴、外部サイトでの閲覧履歴など各種データを収集・統合して分析し、顧客の詳細なプロファイルを作成してくれます。プロファイルをもとに、プッシュ通知、メール、SMSなど様々なチャネルから最適なものを活用してメッセージを送信できます。

【広告レポート作成業務】PCでできるレポート作成業務を自動化してくれるRPA

RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)の略称で、基本的にPCでできる操作を自動化してくれるツールです。マーケティング業務において必ず発生する広告レポート作成やWEBサイトのアクセス分析レポートの作成業務。定点観測する指標が増えたり、管理するツールが増えるほど時間がかかります。RPAは、Google Analyticsにログインして必要なデータだけ毎日取得してくるなど、今まで時間を要してエクセルなどに記入していたことを全て自動化してくれるツールです。

マーケティングレポート作成を自動化するRPA「PRESCO Robo」(株式会社セグメント)

http://robo.presco.asia/dashboard/

オンライン広告を対象に、AIがデータ集計・レポート作成を自動で行ってくれるツールです。Google Analytics、検索広告、SNS広告、SEO検索順位など複数のインターフェースから自動的に数値を集計してレポートにすることが可能になります。集計結果は結合され、単体では分からなかった新しい分析・発見を可能にし、業務効率改善とレポート分析強化に役立ちます。

AIテクノロジーの誤った活用方法は、業務効率を悪化させる。

マーケティング分野においても、生産性向上をはじめとして多くの成長可能性を持つAIですが誤った活用は逆に業務効率を悪化させることもあります。AIは、前述の通り企画やクリエイティブを必要とする業務には向いていません。しかし、かといってデータ集計や分析においては完璧かというとそうではありません。AIはデータを分析して2つの情報の間にある「相関関係」を見つけることはできますが、それらのデータが本当に影響しあって連動しているのかどうか「因果関係」を明らかにすることはできません。この点に注意してAIを活用しないと、誤った方向性でPDCAを回してしまう恐れがあります。
また、AIツールを導入する際、AIツールを管理・運用するリテラシーと社内体制が整っていなければ余計な業務コストが発生してしまい、結果として業務効率を下げてしまう恐れがあります。AIツール導入の際は、ツールを使いこなすための環境を事前に整えておくことが重要です。

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